プラレールには必須の乾電池。おそらくみなさん、なんとなく適当にあるものを使ってると思いますが、本当はきちんと選んだ方が安全です。
プラレールに使える電池には「アルカリ乾電池」「マンガン乾電池」「充電式の電池」も3種類があります。
「アルカリ乾電池」は長持ちしますが少し高価。
「マンガン乾電池」はそれほどもちませんが安価。
「充電式の電池」は高価ですが何百回も繰り返して使えます。
子どもが使う事を前提として結論から言うと
おすすめの電池は「マクセルのボルテージ(という名前のアルカリ乾電池)」、
次に「マンガン乾電池」です。
逆に使わない方がいいのが
「充電式の電池」「(マクセルのボルテージ以外の)アルカリ電池」です。
以下にその理由を説明します。
まず、プラレールの箱に書いてある注意で
「充電池は絶対に使用しない」
「遊んだ後は必ずスイッチを切り、電池を外す」
とあります。
なので充電池はアウトです。公式に禁止されています。
では、なぜ今、一番ポピュラーな普通のアルカリ乾電池もお勧めしないのかというと「液漏れ」するからです。
パナソニックのサイトによると電池の過放電が進むと液漏れの可能性があるとの事です。過放電とは電池の電気を限界まで出し切ってしまう状態。スイッチが入れっぱなしの状態はもちろん、ただ電池をプラレールの中に入れていてもゆっくりと自然に放電が進み最終的には電池が空っぽになり過放電の状態になります。そのまま放置すると電池内部にガスが発生して、その爆発を防ぐために液漏れする可能性が高まります。
電池の中から電解液が漏れてくる液漏れはプラレールやその周囲に深刻なダメージを与えます。マンガン電池の電解液はそれほどでもありませんが、アルカリ乾電池の電解液は強アルカリなのでプラレールの電極をボロボロにして使えなくしてしまう事もありますし、電解液やそれが乾いた結晶を触ってしまうと化学やけどの危険があります。子どもが知らずに触ってしまうと大変危険です。
タカラトミーもその事を分かっているからこそ注意書きに「遊んだ後は必ずスイッチを切り、電池を外す」の一文を入れているのでしょう。
しかし、現実問題として毎回遊んでスイッチを切った後、みなさん電池を抜くでしょうか?以前の工具無しで簡単に電池が外せるタイプならまだしも、現在発売されているプラレールはほとんどがドライバーでボディを取り外してやっと電池を外せるタイプです。大人ならともかく、未就学の子どもたちが毎回遊んだ後に外すとはとても思えませんし、親もやらないでしょう。箱の注意書きを隅々まで読んでる親もほとんどいないのでは?
以上の理由から普通のアルカリ乾電池はここではお勧めしません。
(アルカリ乾電池の液漏れについては100均の安い電池でも日本メーカーの高いものも関係なく起こる、というのが自分の経験上の感覚です。製造上の問題で最初から液漏れするならともかく、過放電での液漏れは電池としては正常な現象ですので、どこのメーカーでも起こります。)
そして同じアルカリ乾電池である「マクセルのボルテージ」をなぜ一番におすすめしているのかというと、このアルカリ乾電池最大の欠点である液漏れを防止する進化したアルカリ電池だからです。万が一、適正使用で液漏れする事があれば、損傷を受けた機器を補償する「液漏れ補償」までついているのでマクセルは相当な自信があるのでしょう。実際自分も単三単四を12本ずつ購入して使ってみましたが、今のところ液漏れは一度もありません。この乾電池なら入れっぱなしにしても安心できますので、子どもたちが使うプラレールには最適です。
(タカラトミーはパナソニックのエボルタを推奨しているようですが、マクセルのボルテージと組んでプラレールの安全性をアピールした方がいいと思うんですけどね…。エボルタもなんだかんだで液漏れするようですし。)
マクセルのボルテージの次点としてマンガン乾電池をお勧めしているのは、マンガン乾電池はアルカリ乾電池よりは液漏れしにくい、液漏れしても漏れ出す液がアルカリ乾電池ほど危険ではないというのが理由です。おまけにアルカリ乾電池よりもずっと安価です(その分電池の持ちは悪いです)。
一方で、大人が適正に自己責任で使うのならアルカリ乾電池でも充電池でもなんでもいいと思います。自分も子どもたちが使う以外のプラレールにはアルカリ乾電池やエネループを使っています。ただし、使った後はプラレールから取り外すようにしています。




